本格的にカーオーディオを始めたい!
「車なんて所詮乗り物だし、
音楽は鳴りさえすればいい」
そんなこと、思っていませんか?
「でも本格的にやろうと思ったら、
お金はかかるし、DIYは難しそうだし」
と、不安になる気持ちも分かります。
私は文系出身の人間で、
工作とか、電流とか、回路とか、
理論的なことも構造的なことも、
全くのちんぷんかんぷんです。
しかし、それでも、
カーオーディオは、
全てDIYでシステムを構築しました。
全てDIYでやったので、
カーオーディオ専門店にやってもらうより、
半分以下の費用で済みました。
その代わり、
膨大な時間と労力を
費やすことになりましたが。
もう一度、一から組み直すなら、
間違いなく、
カーオーディオ専門店にお願いするでしょう。
しかし、DIYでシステムを構築したことで、
自分で思いのままに調整でき、
自分が理想とする音響空間を
作れるようになったのです。
この記事は、
「本格的にカーオーディオを始めたい」
人のために作りました。
一から始めるなら、
まず何から始めればいいのかを、
ステップごとにまとめてあります。
順番通りに進めていくことで、
一歩一歩、理想の音響に近づいていく
実感がすることでしょう。
まずは、
お金と労力のあまりかからないところから、
順にステップアップしていきましょう!
目次
カーオーディオとは?
カーオーディオとは、正確には、
カーステレオ・アンプ・スピーカーと、
音を出す一連のシステム全体を指します。
最終的には、
全てのオーディオを揃え、
オーディオを調整し、
理想の音響空間を構築することが目標です。
では、まず何から始めればいいのでしょうか?
まずは、カーオーディオを交換する前に、
車内環境を整えるところから
始めていきましょう!
まずは車内静音化から!
純正のカーオーディオのままだと、
そのうち、
「音の聞こえ具合が悪いから、
カーステレオか、
スピーカーを交換したい」
と思うかもしれません。
しかし、カーオーディオを交換する前に、
車内静音化をするのが先です。
車内静音化のメリットを書くと、
・カーオーディオを交換するより費用が安い
・DIYでできるものがほとんど
・費用対効果が大きい
・スピーカーの音がはっきり聞こえる
と、カーオーディオを交換する以上に、
音の聞こえ具合が劇的に変わるのです。
なので、
まずは車内静音化から始めましょう。
車内静音化、デッドニングなどの
詳しい内容については、
こちらの記事をご覧ください。
タイヤの交換による車内静音化
タイヤの交換による、
車内静音化については、
こちらの記事をご覧ください。
静音計画を使って車内静音化
静音キットを使って、
DIYで車内静音化する場合は、
こちらの記事をご覧ください。
デッドニングによる車内静音化
ドアパネルを外し、
本格的なデッドニングをする場合は、
こちらの記事をご覧ください。
車内環境が整ったら、
いよいよカーオーディオ交換に
入っていきます。
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カーオーディオ交換編
カーオーディオスピーカーの交換
カーオーディオで一番交換しやすいのは、
カーオーディオスピーカーです。
デッドニングの過程で、
ドアの内張りを外すことが
できるようになっていれば、
自分でカースピーカーを交換する
こともできます。
おすすめのカースピーカーについては、
こちらの記事で紹介しています。
カーオーディオスピーカーの交換で、
音の違いに驚愕したことと思います。
しかし、それも、
デッドニングをやってこそ、
体感できることです。
デッドニングをきっちり行っていれば、
スピーカー本来の性能が引き出され、
非常にクリアな音を体感できます。
カーステレオ(カーナビ)の交換
スピーカーを交換したら、次は、
カーステレオ(カーナビ)の交換です。
スピーカーを交換した時点で、
相当満足できると思いますが、
純正のカーステレオ(カーナビ)では、
音場が定位しないし、
音域の調整もできません。
ドアスピーカーから音が聞こえるよりも、
前方のフロントウィンドウから、
ライブのような演奏(歌声)を
聴きたいですよね。
高性能なカーステレオ
(カーナビ)であれば、
音場を定位させることも簡単にできます。
真正面から音を出すもよし、
体全体で感じる
サラウンド環境を作るもよし。
おすすめのカーステレオ・
カーナビについては、
こちらの記事で紹介しています。
車内静音化、
カーオーディオスピーカーの交換、
カーステレオ(カーナビ)の交換で、
理想の音響空間まであと一歩です。
サブウーファーを追加
「もう少し重低音があれば、
もっと臨場感が出るのではないか」
と思う人もいると思います。
または、低音の音圧が強すぎて、
「ウーファーの音で、
ドアがビリビリ振動する」
と、悩んでいるのかもしれません。
臨場感を演出し、
低音の音圧をサポートしてくれるのが、
サブウーファーの役割です。
おすすめのサブウーファーについては、
こちらの記事で紹介しています。
音場の定位・音域の調整
音場の定位(タイムアライメント)、
音域の調整
(クロスオーバー・イコライジング)
については、
こちらの記事で紹介しています。
これで、
一通りの「車内音響空間創り」は完成です。
ホームオーディオのような、
スタジオのような、
ライブ会場のような、
コンサートホールのような、
そんな空間ができあがっているはずです。
私が紹介したものは、
全て費用を抑えたモデルばかりで、
本格的なカーオーディオシステムには、
まだまだのレベルだと思います。
しかし、そんなマニアの世界で、
何十万とシステムに投資しなくても、
十分満足のできる
音響空間を作ることは可能です。
まずは自分ができそうなところから、
車内環境を整えていき、
自己満足で終わらず、
同乗者をも驚愕させる空間を創りましょう!