車のツイーターの取り付け位置は?向き・角度はどうする?

セパレートスピーカーのツイーター。

 
どこに取り付けるのが、

そしてどの向きにするのが

ベストポジションなのか悩みますよね。

 
そこで、この記事では、

ツイーターを取り付ける際の

ポイントを解説します!

 
 

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ツイーターとは?ツイッターと似てる?

 
ツイーター(トゥイーター)とは、

高音域の出力に特化した

スピーカーのことで、

tweeterと書きます。

 
ですので、発音的には、

トゥイーター」の方が

本来の発音に近いです。

 
メーカーのホームページや

カタログを見ても、

「トゥイーター」と

表記しているところが多いです。

 
 
そして、ツイート(tweet)とは、

(小鳥が)さえずる」という意味です。

 
まさに、

小鳥のさえずり(tweeter)のように、

高音部を出力するわけです。

 
 
ですので、小鳥のマークがシンボルの、

ツイッターも同じ語源だと

いうことが分かります。

 
(小鳥がさえずるように)つぶやくことを、

ツイートするって言いますよね!

 
 

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ツイーターの取り付け位置は?

 
ツイーターの取り付け位置は、

車種によって変わりますが、

大体、次の3つのうちのどれかでしょう。

 
 
・ダッシュボード

 
・Aピラー奥(斜めの枠)

 
・ドアミラー裏(Aピラー手前の縦枠)

 
 
あと、車種によっては、

ダッシュボードに埋め込むタイプもあります。

 
その他、

ウーファー(ドアスピーカー)のそばの、

キックパネルに取り付けることもあります。

 
 

取り付け位置のポイント

 
まずは、ツイーターの取り付け位置の

ポイントを解説します。

 
 
ツイーターとウーファーとの

音のつながりをよくするためには、

耳からスピーカーまでの距離を等しくする

のが理想です。

 
 
耳からツイーターまでの距離と、

耳からウーファーまでの距離ほぼ同じ

またはそれに近ければ近いほど、

音の分離感はなくなります。

 
 
そういった意味では、

ウーファーのそばのキックパネル

ツイーターを取り付けるのが、

音の一体感を

一番感じられることが分かります。

 
 
音場を上げ、正面定位させるなら、

ツイーターはダッシュボード

または、それより上の位置に

取り付けるといいです。

 
 
音の一体感を求めるなら、キックパネルに。

 
音場の定位を上に、

または正面からの定位を求めるなら、

ダッシュボードより上に。

 
 
どちらがいいかは、

人の好みによって変わるので、

ツイーターをいろんなところに置いてみて、

実際に聞き比べてみてください。

 
 
次に、それぞれの取り付け位置の、

メリット・デメリットについて、

詳しく書いていきます。

 
 

ダッシュボードに取り付けるメリット・デメリット

 
ダッシュボードに取り付ける場合、

車種にもよりますが、

車のパーツの加工が不要になる

というメリットがあります。

 
 
ダッシュボードが平らな車の場合、

そのままツイーターを取り付けできます。

 
必要なのは、両面テープだけですから。

 
 
もちろん、ダッシュボードに穴を開けて、

取り付けることもできます。

 
その場合、DIYでやらずに、

カー用品店や、カーオーディオ専門店

施行してもらうのが無難です。

 
 
私の場合は、ダッシュボードに、

両面テープで固定しているだけです。

 
ダッシュボード上なら、

位置も自由に変えられる

というメリットもあります。

 
 
ダッシュボードに取り付けると、

ツイーターが、

耳の高さより下に位置することになります。

 
その結果、

音場が正面よりもやや下になる

というデメリットがあります。

 
 
音場を上げるなら、ツイーターを、

やや上向きにすることで改善されます。

 
 

Aピラー奥(斜めの枠)に取り付けるメリット・デメリット

 
正面定位なら、Aピラー奥が一番でしょう。

 
 
耳の高さ辺りに取り付けることで、

正面から音が聞こえるようになります。

 
 
デメリットは、枠に固定するため、

Aピラーに穴を開ける

加工をしなければならないこと。

 
形状に合わせた土台を作るか、

またはAピラー内に埋め込むかの

どちらかをする必要があります。

 
 
どちらも難易度が高いですが、

DIYで作業を解説している

動画やサイトがあります。

 
youtubeみんカラで、

車種 ツイーター Aピラー

で検索すれば、

Aピラーへの取り付け方法や、

埋め込み方法を解説してくれています。

 
 

ドアミラー裏(Aピラー手前の縦枠)に取り付けるメリット・デメリット

 
ドアミラー裏に取り付けるメリットは、

Aピラー奥に取り付けるメリットと同じく、

耳の高さに取り付けられることです。

 
 
デメリットも同じですが、もう1つあります。

 
 
それは、手前に取り付ける分、

ツイーターと耳の距離が近いということ。

 
 
先ほど、ちらっと書きましたが、

理想は、耳からのツイーター、

ウーファーの距離が等しいこと。

 
ツイーターと耳の距離が近いと、

高音が先に耳に届き、

音楽が高音寄りの、

キンキンした音に聞こえてしまいます。

 
 
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ツイーターの高音域がキンキンする(耳に刺さる)場合

 
ツイーターのキンキンする音を

少しでも抑える方法は、

 
①ツイーターをリスナーの耳に
 直接向けないこと

 
②ツイーターの音量を下げること

 
③高音域の出力を下げる、
 またはスロープをつけてカットすること

 
④タイムアライメントを使って、
 ツイーター(ウーファー)の
 距離を調整すること

 
が、挙げられます。

 
 
①以外は、ヘッドユニットで調整できます。

 
②については、

基本的にヘッドユニットで調整しますが、、

もう1つ方法があります。

 
ツイーターとアンプ

(またはヘッドユニット)の間に

パッシブネットワークをつないでいる場合、

パッシブネットワークの

音量調整スイッチがあれば、

そこからでも調整することができます。

 
 

ツイーターの向き・角度は?

 
ツイーターは、

リスナーの耳に直接向けると、

高音がかなり耳に刺さります。

 
ですので、ツイーターの直線位置から、

15°~30°ずらした範囲内に、

耳(顔)が入るのが理想です。

 
 
おすすめは、

左右のツイーターの向きが、

運転席と助手席のちょうど真ん中

通るようにするといいです。

 
 
後部座席の真ん中に座り、

前部座席の真ん中に顔を出したところに、

左右のツイーターと向き合う

位置がベストです。

 
 
これでも高音が刺さるようなら、

カーステレオで調整、または、

パッシブネットワークのゲインを下げます

 
 
高音が先に聞こえる感じがする場合は、

カーステレオの、

タイムアライメントを使います。

 
カーステレオで調整できない

(タイムアライメント機能がない)場合は、

ツイーターをルームミラーや、

フロントガラスに向けてみましょう。

 
 
車体の反射音を利用して耳に届くので、

ダイレクトに刺さらなくなります。

 
また、耳まで届く距離が稼げるので、

自然にディレイがかかり、

中音域と同時に聞こえるように

なるかもしれませんよ!

 
 

ツイーターの取り付け・埋め込み工賃は?

 
オートバックスなどのカー用品店の場合、

相場は1万円前後です。

 
ただし、ダッシュボードにしか

取り付けしてくれません。

 
 
Aピラーキックパネルなどに

取り付ける場合は、

カーオーディオ専門店

お願いするしかありません。

 
 
形状に合わせた土台を作る必要があり、

土台と作業の費用を合わせると、

相場は2~3万円ぐらいになります。

 
埋め込みの場合は、

さらに1~2万円、工賃がプラスされます。

 
 

スピーカーケーブルはどうつなげる?パッシブネットワークは必要?

 
ツイーターからのスピーカーケーブル。

 
直接、

アンプ(ヘッドユニット)につなげるか、

間にパッシブネットワークを挟むか。

 
パッシブネットワークを使う

メリット・デメリットについては、

こちらの記事で紹介しています。

 

 
 

ツイーターの調整方法は?

 
カーオーディオのDSPを使って、

ツイーターを調整する方法について、

書いた記事があります。

 
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

 

 
 
以上、ツイーターの取り付けで

気になることをまとめてみました。

 
 
まずは自分の耳でじっくり聞いて、

どう聞こえるのが、

自分にとって一番ベストかを決めましょう。

 
自分の耳で確かめてから、

DIYで取り付けるか、

業者にお願いするかを決めればいいですよ!

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