スキー・スノボの撮影におすすめなのは、
もちろんGoProなのですが、
簡単に手が出る金額ではありませんよね。
うっかり転んだ衝撃で
壊れても困るし・・・。
そこで、この記事では、
GoProに近い録画品質を持った、
格安4kアクションカメラを紹介します!
目次
スキー・スノボの撮影に必須の機能は?
【高性能SoC】
System-on-a-chipの略で、
アクションカメラを動かすのに
必要なプロセッサのことです。
アクションカメラのプロセッサには、
【1万円以上のモデル】
・Ambarella(A12S75)
・iCatch V50
【1万円前後のモデル】
・Hi3559
【1万円以下のモデル】
・Novatek 96660
を使用しています。
安いチップだと、
リアル4K(4K/30fps)がなかったり、
4Kに手ぶれ補正がなかったりします。
【電子式手ぶれ補正(EIS)・ジャイロ】
Electronic Image Stabilizationの略で、
手ぶれなどの振動のブレを修正し、
なめらかな映像に補正する機能。
【動画解像度・フレームレートが多い】
動画解像度は、主に、
4k:3840×2160
2.7k:2704×1520
2K:2560×1440
1440P:1980×1440
FHD(1080P):1920×1080
HD(720P):1280×720
VGA:640×480
などがあります。
フレームレートは、1秒当たりのコマ数、
fps(frames per second)
で表します。
30fpsなら、
1秒間に30コマあるということです。
滑走動画や追い撮りをするなら、
最低でも、
FHD(1080P)/60fps
は欲しいところです。
【明暗補正(WDR / HDR)】
WDR:Wide Dynamic Range
HDR:High Dynamic Range
の略で、どちらも、
明るい部分と暗い部分の差をなくす
機能のことです。
どちらかの機能がないと、
日なたと日陰のような、
明暗の差が激しい部分で、
明るい部分が白くなったり(白飛び)、
暗い部分が黒くなったり(黒潰れ)し、
まともに見れたものではありません。
特に、雪山の場合は、
大部分が雪景色なので、
遠くに見える山や近くの木が
黒潰れする現象が起きます。
以上の機能・スペックがないモデルは、
全て除外しています。
1万円以下のおすすめモデル(~9000円)
Soocoo「C30R」
SoC | Novatek 96660 |
---|---|
センサー | ソニーIMX078 |
画角 | 70°/110°/140°/170° |
電源 | バッテリー(1350mAh / 2個) microUSB |
動画解像度・フレームレート | 4K(30fps) 2K(30fps) FHD(60/30fps) HD(120/60/30fps) |
写真解像度 | 10MP/8MP/5MP/3MP/VGA |
液晶サイズ | 2インチ |
タッチパネル | × |
映像ファイル形式 | MP4 |
ループ録画 | 3分/5分/10分 |
動体検知録画 | 〇 |
上下反転 | × |
明暗補正 | WDR |
microSD | 128GBまで |
手ぶれ補正 | ジャイロ |
wifi | 〇 |
リモコン | 〇 |
防水 | 30mまで |
三脚穴 | 別に取り付け (ネイキッドフレーム付属) |
安さと画質の良さを兼ね備えた、
コスパの良いアクションカメラです。
アクションカメラ入門には、
これが一番おすすめです。
1万円前後のおすすめモデル(9000円~11000円)
WIMIUS「L3」
TENKER「EX7000 PRO」
WIMIUS「L3」、
TENKER「EX7000 PRO」
のスペックについては、
こちらの記事で紹介しています。
Crosstour「CT9500」
SoC | Hi3559 |
---|---|
センサー | ソニーIMX377 |
画角 | ~170°(3種類) |
電源 | バッテリー(1350mAh / 2個) microUSB |
動画解像度・フレームレート | 4K(30fps) 2.7K(30fps) 1440P(60/30fps) FHD(60/30fps) HD(120/60fps) |
写真解像度 | 20MP/16MP/12MP/5MP/3MP |
液晶サイズ | 2インチ |
タッチパネル | × |
映像ファイル形式 | MP4 |
ループ録画 | 3分/5分/10分/15分 |
動体検知 | × |
明暗補正 | 〇(どちらかは不明) |
microSD | 128GBまで |
手ぶれ補正 | 6軸EIS |
wifi | 〇 |
リモコン | × |
防水 | 40mまで |
2万円台のアクションカメラと
同じセンサーを使っていて、
映像は非常にきれいです。
1440Pを60fpsで録画できるので、
高画質、かつ、
動きが滑らかな映像を記録できます。
1万円前後のアクションカメラの中では
非常におすすめです。
1万円台でGoPro並みの録画品質を持つモデル
ThiEYE「T5 Edge」
ThiEYE「T5 Edge」のスペックについては、
こちらの記事で紹介しています。
EKEN「H6s」
SoC | Ambarella A12S75 |
---|---|
センサー | パナソニックMN34110 |
画角 | 170°のみ |
電源 | バッテリー(1050mAh / 2個) microUSB |
動画解像度・フレームレート | 4K(30fps) 4K(25fps/EIS) 2K(30fps/EIS) FHD(60/30fps/EIS) |
写真解像度 | 14MPのみ |
ISO | 不明 |
液晶サイズ | 2インチ |
タッチパネル | × |
映像ファイル形式 | H264 |
ループ録画 | 1分/5分 |
動体検知 | × |
明暗補正 | 〇(どちらかは不明) |
microSD | 64GB |
手ぶれ補正 | 6軸EIS (3軸ジャイロ・3軸加速度センサー) |
歪み補正 | × |
wifi | 〇 |
リモコン | 〇 |
防水 | 30mまで |
三脚穴 | ×(カメラフレームに付属) |
1万円台クラスは、
映像の鮮明さ、
明暗補正がさらに効き、かつ、
手ぶれ補正が超優秀です。
ただ、この機種は、
最長5分までしか記録できず、
5分以上録画すると、
分割されるので注意してください。
Goolsky Hawkeye「Firefly 8S」
SoC | Ambarella A12S75 |
---|---|
センサー | ソニーIMX117 |
画角 | ~170°(3段階) |
電源 | バッテリー(1200mAh / 2個) microUSB |
動画解像度・フレームレート | 4K(30fps) 2.7K(30fps) 2.5K(60fps) FHD(120fps) HD(240fps) |
写真解像度 | 16MP/14MP/12MP/8MP/5MP/3MP |
ISO | 100~1600 |
液晶サイズ | 2インチ |
タッチパネル | × |
映像ファイル形式 | H264 |
明暗補正 | WDR(デフォルトでオン) |
microSD | 128GB |
手ぶれ補正 | 6軸EIS (3軸ジャイロ・3軸加速度センサー) |
歪み補正 | 〇 |
wifi | 〇 |
リモコン | 〇 |
防水 | 20mまで |
三脚穴 | 〇 |
色の鮮明さではこの機種がベストです。
タッチパネル式のモデル(8SE)もあり、
5000円近く値が上がります。
結局どれがおすすめ?
コスパ重視なら1万円以内のモデルを、
手ぶれ補正重視なら1万円前後のモデルを、
手ぶれ補正プラス鮮明な映像なら
1万円台のモデルを選びましょう。
一番鮮明なのは、
Goolsky Hawkeye「Firefly 8S」、
4k手ぶれ補正が付いているのは、
ThiEYE「T5 Edge」
ですね。
Firefly 8Sは、さらに、
外部マイク対応なので、
音声録音も必要なら、
Firefly 8Sを選びましょう。
[ad#article]
バッテリーはどれくらい持つ?
どのモデルにしても、
FHD(1080P)/30fpsで、
約90分持つモデルがほとんどです。
画質やフレームレートを上げると、
90分よりも短くなります。
長時間撮影するなら、
画質・フレームレートを落とすか、
予備バッテリー(orモバイルバッテリー)
を持っておくといいです。
モバイルバッテリーだとどれくらい持つ?
5000mAhのタイプで、
約6時間(FHD/30fps)ほど持ちます。
画質やフレームレートを上げて
撮影するなら、
モバイルバッテリーは必須です。
ただし、防水ケースに入れたまま
モバイルバッテリーから給電できないので、
穴を開ける加工が必要になります。
1動画当たり何分記録できる?
1ファイルの最大サイズは約4GBです。
FHD(1080P)/30fpsだと、
最長で約25分間記録できます。
画質・フレームレートを上げると、
当然、記録時間は短くなります。
ですので、連続で録画し続けても、
動画のサイズが4GBに達すると、
動画が分割され、
4GB分のファイルが作成されます。
動画を分割せず、
連続で長時間記録したいなら、
画質とフレームレートを落とすといいです。
128GBのmicroSDカードを使えば、
4k/30fpsで撮影し続けても、
容量不足に悩むことはないでしょう。
格安アクションカメラのメリット・デメリット
格安アクションカメラのデメリットは?
電池を入れっぱなしにしないと、
日付がリセットされてしまうことです。
モバイルバッテリーから給電する時も、
電池は抜かず、
入れっぱなしにしておけば、
日付のリセットは防げます。
ただし、長時間撮影を続けると、
電池が膨張する恐れがあるので、
基本的には電池を使いきってから
モバイルバッテリーにつなげるといいです。
格安アクションカメラのメリットは?
何と言っても値段が安い!
特に、スノボ・スキーを撮影する場合、
転倒などの衝撃で壊れるリスクが
非常に高いです。
今回紹介したモデルは、
GoProの1/3以下の値段で買えるので、
耐久性を気にせず
ガンガン使えますね!
アクションカメラはどこで買うのが安い?
・Amazon
・楽天
・ヤフーショッピング
のどれかで買うのがメインになりますね。
多少使用したものでも気にしないなら、
・メルカリ
・ヤフオク
などのオークションで、
中古(または新古品)を買うのが
一番安いです。
狙い目は、中古美品、
・買って1ヶ月以内に
オークションに出品しているもの
・数回使用した程度のもの
ですね。
新品価格の3~4割引きで買えるので、
かなりお得です。
海外通販に抵抗がなければ、
GearBest.comで買うのがおすすめです。
Goolsky Hawkeye「Firefly 8S」なら、
Amazonより3割引きぐらいで買えますよ!
ジンバル(スタビライザー)のおすすめは?防水モデルはある?
Feiyu Tech「WG2」
Feiyu Tech「G6 Plus」
がおすすめです。
数少ない防水ジンバルで、
アクションカメラの手ぶれ補正を
使わなくても、
ほとんどぶれない映像を
撮影できますよ!
WG2は防水ケースなしでしか
取り付けられないので、
GoProのように、
元々防水仕様のカメラしか使えません。
防水ケースを着けるなら、
G6 Plusを選びましょう。
こちらは、アクションカメラ以外にも、
スマホなども取り付けることができますよ!
それでは、楽しいウィンタースポーツを!