日本でトランスが流行った頃というのは、
99年の第三次パラパラブーム以降で、
ちょうど浜崎あゆみが全盛期の頃です。
この頃、エイベックスのシングルCDには、
大抵トランスリミックスが入っていたし、
「サイバートランス」
なんて名前が付いていたほどです。
この記事では、
1998年~2006年までにリリースされた
おすすめのサイバートランスを
紹介していきます!
目次
サイバートランスとは?
トランスの呼び名については、
かなり幅広くあります。
詳しくは、
ウィキペディアをご参照ください。
サイバートランスとは、
日本独自の呼び方です。
ウィキペディアに紹介されている、
ユーロトランスが、
サイバートランスと置き換えて
間違いないでしょう。
ユーロトランスとは?サイバートランスとどう違う?
ユーロトランスとは、
ヨーロッパで流行っているトランスのことで、
ヨーロッパ産トランスを総称したものです。
ドイツ産トランスならジャーマントランス、
オランダ産トランスならダッチトランス。
それからもう1つ。
トランスミュージックの中で、
何を強く打ち出しているかで、
呼び名が変わります。
美しいメロディライン重視なら、
エピック(抒情的)トランス
(海外ではアップリフティング)、
BPM上げ目なハードトランス、
リズムやループに変化がある
テックトランス。
日本で流行っていたサイバートランスは、
主にオランダ出身のアーティストが多く、
しかも美しいメロディ主体なので、
ダッチトランス・エピックトランスが
流行っていたということになります。
ですので、この記事では、
サイバートランスシリーズに収録された、
ダッチトランス、かつ、
エピックトランスを紹介します。
Ferry Corsten / System F
日本でサイバートランスと言えばこの人。
サイバートランスシリーズを買えば、
大抵この人の作品、
またはリミックスが収録されています。
System F / Out Of The Blue
おそらく、日本で一番有名な
サイバートランスと言えば、
フェリー・コーステン(システムF)の、
「アウト・オブ・ザ・ブルー」です。
抒情的なメロディが特徴的ですね。
Armin Van Buuren
世界No.1トランスDJ、アーミンです。
美しいメロディを作らせたら、
彼の右に出る者は
いないんじゃないでしょうか。
Armin Van Buuren / Communication
彼の初期の作品ですが、
非常に美しいメロディが特徴です。
98年の曲ですが、
20年経った今でも色あせない名曲ですね。
Tiesto
アテネオリンピックでDJを務めた、
こちらもDJランキングで
世界No.1を獲っています。
メロディよりもリズムやループといった、
テッキーなスタイルが特徴です。
DJ Tiesto / Adagio For Strings
サミュエル・バーバー「アダージョ」
のティエスト風リミックス。
リズムやSE(効果音)に注意して聞くと、
音の乗せ方がすごいと感じるはず。
Rank 1
クラシック音楽に最も近い
トランスを作る二人組です。
スケールが大きく、
壮大なイメージを彷彿させる
楽曲が多いです。
Rank 1 / Airwave
ランク1と言えばこの曲、
と言えるぐらい、
ランク1の代名詞的楽曲です。
途中にビートが消えて、
ブレイクが入りますが、
これをやって世界で大ヒットさせたのは、
おそらく彼らが最初じゃないでしょうか。
Airscape / Svenson & Gielen
スヴェンソン&ギーレンの二人組ユニット。
エアスケープはオリジナルもさることながら、
リミックスも秀逸な曲が多いです。
Airscape / L'esperanza
エアスケープと言えば、
レスペランザか、
ザ・ビューティ・オブ・サイレンスか、
というぐらい人気のある2曲です。
日本では盛り上がりやすい、
ザ・ビューティ・オブ・サイレンスの方が
人気がありますね。
Vincent De Moor / Veracocha
サイバートランス全盛期に活躍した
ダッチトランスプロデューサー。
アーミンに勝るとも劣らない
美しいメロディが特徴です。
Veracocha / Carte Blanche
ヴェラコーチャは、
ヴィンセント・デ・ムーアと
フェリー・コーステンの
共同プロジェクトです。
ピアノの印象的なフレーズに
ムーアらしさが出ています。
Gouryella
グリエラは、
フェリー・コーステンと、
ティエストの共同プロジェクトです。
後に、ティエストが脱退し、
フェリーのソロプロジェクトになります。
Gouryella / Gouryella
システムF「アウト・オブ・ザ・ブルー」の
モデルとなった曲です。
アウト・オブ・ザ・ブルーに通じる
壮大さが感じられますね。
Gouryella / Tenshi
日本語の天使をイメージした、
天にも昇りそうな楽曲です。
クラシックを感じる壮大さがあり、
いかにもヨーロッパらしさがあって
素晴らしいですね。
Gouryella / Ligaya
リガヤを作る時は、
すでにティエストは
グリエラを脱退しています。
ですので、音楽が、
かなりフェリーっぽさが出ています。
クラシックに通じる音の展開が、
何度聞いても飽きを感じさせない
素晴らしい楽曲です。
Major League
アーミンとティエストの
共同プロジェクトです。
Major League / Wonder?
アーミンのメロディの美しさを
前面に出した楽曲です。
ボーカル入りの
Wonder Where You Areも必聴です。
サイバートランスのおすすめのCDは?
上記楽曲が収録されている、
おすすめのCDを紹介します。
TranceMatch -SYSTEM F vs ARMIN-
一挙一曲が長めに収録されているので、
じっくり聴きたい方におすすめです。
サイバー・トランス
2000年までにリリースされた、
人気のある楽曲20選です。
ヴェルファーレ・サイバートランス・コンプリート・コレクション(DVD付)
サイバートランスシリーズが終了するまでに
リリースされた、
20006年までの名曲を集めたCDです。
どれを買っても、
サイバートランスの入門に
ぴったりのCDです。
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以上、サイバートランスの名曲と、
おすすめのCDを紹介しました。
上で紹介したCDを聴けば、
どれかお気に入りの曲が見つかるはず。
それでは、楽しいドライブを!