ドライブミュージックと言えばトランス!
トランスミュージックと言えば、
日本ではマイナーなイメージがあります。
この記事では、
サイバートランスが流行る以前の、
元祖トランスに焦点を当てて、
トランス黎明期の頃から、
順に紹介していきます!
1990年~1993年(トランス黎明期)
Age Of Love - The Age Of Love(1990)
元祖トランスと言えばこの曲。
今のトランスと聞き比べると、
あまりトランスとは言えず、
むしろテクノ寄りですね。
この頃はテクノ・ハウスなんて
呼ばれていて、
トランスという言葉はなかったと思います。
Humate - Love Stimulation(1993)
現代のプログレッシブトランスの
原型となっているのがこの曲。
リズムから入り、
少しずつ音を重ねていき、
途中でブレイク。
そこから一気に盛り上げるスタイルは、
現代のトランスでも変わらず、
最近のトランスと聞き比べても、
全く遜色ありません。
1994年~1997年(ドリームハウスの誕生)
Cosmic Baby - Fantasia(1994)
クラシックピアノとトランスの融合。
ショパンがトランスを作ると、
こんな感じの曲を作りそう。
この後、97年にかけて、
ピアノ+トランス全盛期になります。
Robert Miles - Children(1995)
全世界に衝撃を与えた一曲。
日本でもインストアルバムとしては、
異例の100万枚突破で、
日本で一番売れたトランスアルバムです。
私もこの曲から、
ダンス・クラブミュージックにハマりました。
この頃はトランスと呼ばれず、
テクノ・シンフォニックとか、
ドリームハウスなんて呼ばれてました。
この曲が気に入ったのであれば、
セカンドアルバムも買いましょう。
Chicane - Offshore(1996)
日本で圧倒的に人気があるのがこの人。
特にセカンドアルバムは秀逸で、
「トランスのおすすめアルバムは?」
と聞かれたら、
トランスを知っている人なら、
間違いなくChicaneの
セカンドアルバムを勧めるでしょう。
BT - Flaming June(1997)
Robert Miles、Chicaneと並んで、
日本で評価が高いのが、
BTことBrian Transeau。
おすすめのトランスを
一曲だけ挙げるとしたら、
この曲を選ぶ人が多いです。
1998年~1999年(ダッチトランス隆盛期)
Trevor Reilly - Down With The Underground(1998)
98年頃は、次世代のトランス移行期で、
実験的な作品が多く、
名曲と呼ばれるものは少ない印象があります。
その中でも、この曲は、
頭一つ抜きん出ています。
初めて聴いた時は衝撃的でした。
弦楽器がトランスに合うなんて、
想像もしていなかったですから。
DJ Sakin & Friends – Protect Your Mind(1999)
トランスが世界的なブームになる前に、
ヒットしていたのがこの曲。
哀愁漂う雰囲気が、
トランスの高揚感と融合して、
いい味を出しています。
Solar Stone - Seven Cities(1999)
元祖爽やか系トランス。
徐々に音を重ね、ゆっくりと展開していく、
プログレッシブトランスの
お手本のような曲です。
アゲアゲなEDMが大好きな日本では、
絶対受けが悪そう。
Chicane - Saltwater(1999)
再びシケイン登場。
CLANNADのボーカリストである、
モイヤ・ブレナン(エンヤの姉)を
フィーチャー。
歌詞も、CLANNAD / Harry's Game
の一部を引用し、
新たに録り直しているようです。
メロディ・ボーカルの神秘性・
構成(曲の展開)、
どれをとっても秀逸で、
まさに神曲と言える一曲です。
イントロ・サビ・ブレイク・アウトロと、
まるで映画を見ているような展開に、
思わず惹き込まれ、
これぞユーロトランスと言えるでしょう。
10分近くもある壮大な楽曲ですが、
いつの間にか時間があっという間に
過ぎ去ってしまいます。
サイバートランスの名曲は?
サイバートランスの名曲については、
こちらの記事で紹介しています。
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以上、歴史に残るトランスの名盤を、
私の独断と偏見で選曲しました。
トランスを紹介している、
他のサイトやまとめサイトと見比べると、
曲が全然被らないのが不思議ですね!
ドライブ中は、
是非爆音で流してみてください!
トランスの世界に、
一瞬でトリップできますよ!
それでは、楽しいドライブを!