カーオーディオスピーカーの接続方法まとめ!
スピーカーを、
カーオーディオ・アンプにつなげる場合、
どのつなぎ方が一番なのか。
これについては、
私もいろいろ試行錯誤をしました。
フロント2wayで鳴らしてみたり、
リアも入れて3wayで鳴らしてみたり、
サブウーファーも追加して
4wayで鳴らしてみたり。
いろんな聴き方を試しましたが、
「これがベスト」というものは、
はっきり決まっていません。
1つ言えることは、
自分の好みや、聴きたい環境に応じて、
その都度、接続の仕方が変わる
ように思います。
この記事では、
3wayと4wayの接続の仕方について、
考えうる組み合わせと、
その効果(聞こえ方)や
メリットを紹介します!
3wayのつなぎ方・組み合わせ構成
フロント(フルレンジ)+リア(フルレンジ)+サブウーファー
スピーカーが純正のままだと、
おそらく、フロント・リア共に、
スピーカーが
付いているんじゃないでしょうか。
純正スピーカーの構成に、
サブウーファーを加えた、
3wayの構成です。
純正スピーカーを、
コアキシャルに変えても、
フルレンジで鳴らすことになります。
フルレンジスピーカーだと、
どうしても低音が弱くなるので、
それを補うために、
サブウーファーは必要ですね。
high(またはリア)
→リアスピーカー
mid(またはフロント)
→フロントスピーカー
low(またはサブウーファー)
→サブウーファー
フロント2way(セパレート)+リア(フルレンジ)
サブウーファーを付けずに、
フロントスピーカーを
セパレートにした接続例。
high(またはリア)
→フロントツイーター
mid(またはフロント)
→フロントウーファー
low(またはサブウーファー)
→リアスピーカー
この構成では、リアから
低音を出力させることになるので、
リアドアのデッドニングは
念入りにする必要があります。
フロント2way(セパレート)+サブウーファー
先ほどのリアスピーカーを、
サブウーファーに変えた接続例です。
この接続方法が一番メジャーで、
カーショップで一番勧められる
つなぎ方です。
低音の振動による、
ドアのビビリ音を気にしなくていいので、
遠慮なく重低音を鳴らすことができます。
フロント(セパレート)+リア(フルレンジ)+サブウーファー
フロントをセパレートにしていますが、
パッシブネットワークを使うことで、
1way化しています。
これをやるメリットは、
フルレンジで音を出すよりは、
少しはマシっていうくらいかも。
フロント(セパレート)+リア(セパレート)+サブウーファー
フロント・リア共に
セパレートスピーカーで、
どちらも
パッシブネットワークを使っています。
リアツイーターの設置場所に悩みますが、
前後の側窓の間のインパネ上部、
前座席のシートベルトが出てくる、
すぐ上辺りに設置するのがおすすめです。
頭上後方からツイーターの高音が響き、
やや耳に刺さるので、
デジタルネットワークで調整します。
すると、前後左右上下から音が聞こえ、
疑似サラウンド環境が作れます。
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4wayのつなぎ方・組み合わせ構成
4wayをネットワークで組むには、
カーステレオが限定されます。
DEH-P01か、
NR-MZ100PREMIがおすすめです。
フロント2way+リア2way
パッシブネットワークは使わずに、
カーオーディオ・アンプに直でつなぎます。
high→リアツイーター
mid→フロントツイーター
low→フロントウーファー
subwoofer→リアウーファー
DEH-P01は音の調整幅が広いので、
こういったつなぎ方もできます。
でも、やはり低音は
サブウーファーからの方がいいですね。
フロント2way(セパレート)+リア(フルレンジ)+サブウーファー
後ろからも音を出したい人向きの構成。
high→フロントツイーター
mid→リアスピーカー
low→フロントウーファー
subwoofer→サブウーファー
リアスピーカーをmidにつなぐことで、
フルレンジで出力できます。
フロント2way(セパレート)+リア(セパレート)+サブウーファー
先ほどのリアスピーカーを、
フルレンジからセパレートに変えた構成。
この場合、リアスピーカーは、
パッシブネットワークを使って、
1wayにします。
high→フロントツイーター
mid→リアスピーカー
low→フロント・ウーファー
subuwoofer→サブウーファー
こちらも、先ほどの3wayで紹介した、
疑似サラウンドを作れる構成です。
後ろの音が不要だったり、
前方からのみ音を鳴らしたい場合は、
デジタルクロスオーバーで、
lowをミュートにすればいいだけです。
デジタルクロスオーバーを使えば、
車内環境を簡単に、
前方定位⇔サラウンドに切り替えられます。
予算に余裕があれば、
この構成を作ってみても
いいのではないでしょうか。
フロント(セパレート)+リア(セパレート)+サブウーファー2台
とことん重低音を追求したい人向けの構成。
現在の私のスピーカー構成です。
フロント・リア共に、
パッシブネットワークでつないで1wayに、
残った2wayをサブウーファーにつなぎます。
high→リアスピーカー
mid→フロントスピーカー
lowとsubwoofer→サブウーファー
サブウーファーをつなぐ時は、
音域がなるべく重ならないように、
指向性の違うサブウーファーを
つなげるといいです。
サブウーファーを2つにすることで、
低音の音圧は凄まじくアップします。
かつ、サラウンド環境なので、
映画などを見る時の迫力は、
映画館とは比べ物にならないほど、
非常にリアルな臨場感に包まれます。
スピーカーの調整方法は?
デジタルクロスオーバーを使った、
各スピーカーの音域調整、
設定の方法については、
こちらの記事をご覧ください。
以上、3wayと4wayの
スピーカー構成を紹介しました。
ショップにお願いすると、
「このつなぎ方がおすすめです」と
紹介してくれるので、
あまり自分ではいじらないと思います。
でも、簡単につなぎ変えられる環境なら、
自分でいろいろとつなげてみましょう。
どう聞こえ方が変わるのかを、
聴き比べてみるのも楽しいですよ!