桜と言えば、「ソメイヨシノ」。
吉野と言えば奈良。
奈良の吉野は桜の代名詞的存在です。
まあ、吉野の桜はソメイヨシノじゃなくて、
「ヤマザクラ」という品種なんですが。
吉野の桜の数は、なんと3万本。
「桜絨毯」
と呼ぶにふさわしい絶景が楽しめます。
千本桜は、
場所によって言い方が異なります。
山のふもとから山奥にかけて、
下千本(しもせんぼん)
中千本(なかせんぼん)
上千本(かみせんぼん)
奥千本(おくせんぼん)と呼ばれます。
場所によって開花の時期が
2週間ほどずれています。
そんなわけで、残念ながら、
1日で全ての千本桜の満開を
楽しむことはできません。
ふーん、じゃ桜の見ごろは?
いつがおすすめなの?
中千本が満開か、
上千本が七分咲き辺りが狙い目です。
その時期に行くことで、
下千本~上千本までの桜を
楽しむことができます。
詳しい時期については、
吉野町のホームページをご覧ください。
奥千本だけ開花が遅いので、
後日、満開の時期に訪れてもいいでしょう。
奥千本に行く場合の注意点!
奥千本は、上千本のさらに山の奥地にあり、
上千本から徒歩で行くとなると、
往復で一日がかりのハイキングになります。
なので、お花見ドライブが目的なら、
奥千本へは車で行きましょう。
ちなみに、花見シーズンの土日祝は、
狭い道に人がごった返しているので、
バス以外は通行禁止になっています。
車で奥千本に行く時は、
上千本の花見シーズンが終わった後の、
平日だと確実です。
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吉野のおすすめの歩き方は?
千本口駅(下千本)から出発の場合、
まず、ロープウェイに乗って、
吉野山駅(中千本)まで行きます。
足腰の強い人は、
ロープウェイの隣の階段からでも
登っていけます。
下千本から中千本まで、
標高差が150mあるので、
階段を上る人は覚悟してください!
吉野山駅に着くと、
上千本の方に向かって、
お土産屋や食べ物屋が並んでいます。
観光を楽しみながら、目指すは、
上千本にある、
世界遺産「水分神社」と、
そのそばにある花矢倉展望台です。
途中、
世界遺産「金峯山寺蔵王堂」「吉水神社」
に立ち寄っても、
1時間ほどで、
上千本の展望場所に着きます。
中千本から上千本まで、
標高差が200mあるので、
歩くのに慣れていない人には
きついかもしれません。
意外と高齢者の方々は歩き慣れているのか、
元気に歩いている人が多いように見えます。
中千本が満開で、
かつ上千本が七分咲きであれば、
上千本~中千本まで桜の絨毯が並び、
その様は「圧巻」の一言です。
こちらは中千本
こちらは上千本
展望台から眺める、
上千本+中千本の景色は最高ですよ。
この景色を見るために吉野まで来た、
と言っても過言ではありません。
上千本の花矢倉展望台の近くに
トイレもあるので、
ここで一休み。
このまま引き返すもよし、
さらに奥千本を目指して登山するもよし。
帰りは、
中千本(吉水神社)から
ハイキングコースを下って、
下千本(千本口駅)を目指します。
ロープウェイを使わず、
川沿いのルートを通って下っていき、
下千本の桜の絨毯を楽しみます。
一日で、
下千本から上千本まで見れたら
本当にラッキーです。
ゆっくり見ても、
半日あれば十分堪能できます。
朝一に歩き回って、じっくり桜を鑑賞し、
そして昼過ぎにはさっさと下山しましょう!
吉野にお花見ドライブをする場合の注意点を
書いた記事はこちら
⇒「春ドライブin関西!車で吉野の桜を見に行く時の注意点!」
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⇒「春の桜ドライブ!関西の日帰りドライブお花見スポット3選!」
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